株式会社シムスバイオは細胞クラスター(スフェロイド)大量培養デバイス「TASCL」など再生医療分野の革新的な製品を手掛けるベンチャー企業です。

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細胞クラスター(スフェロイド)大量培養デバイス「TASCL」(タスクル)

 
 TASCL(タスクル)は1cm四方で400個の細胞クラスター(スフェロイド)の培養ができるデバイスです。400のテーパー状(傾斜のある)のウェルが空いていて、底は貫通しており、任意のシャーレ等の基材の上に置いて使います。
 

 

 
弊社が提供するTASCLの商品ラインアップとして、はじめにTASCLをメッシュ状のインサートに載せたものを販売する予定です。メッシュ状のインサートに載せることで、ガス・培地が循環するため、細胞クラスターの生存率が向上します。
 
<TASCLのメリット>
1.細胞培養を高効率・低コストで行うことができる
 ・1cm四方に400ウェルと集約しており、培地や培養液が従来品に比べて少量で済む
 
2.細胞を1か月という長期にわたり培養でき、分化誘導を図ることができる
 ・従来品では1週間程度しか培養できないが、
  TASCLは培養液や空気が循環するため、長期培養できる
 ・TASCLは培地交換が容易にでき、培地交換に伴う細胞へのダメージも軽減できる
 
3.培養の品質が安定し、均質な細胞クラスター(スフェロイド)が得られる
 ・ウェルの隙間に細胞が残留しない
 ・物理的に3次元の均質な細胞クラスターへの成長が促される
 
4.細胞単体ではなく、細胞クラスター(スフェロイド)として医薬品等のスクリーニングができる
 ・医薬品等のスクリーニングでは、細胞単体よりも細胞クラスターの方が、
  生体に近い反応が得られると考えられる
 ・動物実験を減らす社会的要請の中で、有用性が高いと思われる
 ・がん細胞スフェロイドの三次元培養にも適すると考えられる
 

   

クラスター再生医療に有用

再生医療において、細胞を単独ではなく、細胞クラスター(スフェロイド)として用いることには様々な有用性があります。
 

 
ところが、従来は細胞クラスターの大量培養は容易ではありませんでした。
 
細胞クラスターを培養する従来の方法としては、ハンギングドロップ法や細胞非接着性培養器材を用いる方法がありますが、方法が複雑、培地交換が難しい、細胞クラスターが不均質になる、などの問題があり、従来は均質サイズの細胞クラスターを大量生産することは困難でした。
 
この問題解決のために開発されたデバイスが、TASCLです。上から細胞を含む懸濁液を振りかけるだけで、ほぼ均質な大きさの細胞クラスターを1cm四方で400個培養することができます。
 

 
 

TASCL+インサート

 弊社のTASCL商品ラインアップとして、最初にTASCLをメッシュ状のインサートに載せる形で販売を予定しています。
 
 インサートに載せることで、ガス・培地の拡散促進により細胞クラスターの生存率が向上します。

 
 TASCLをインサートに載せて細胞クラスターを培養することで、他のマイクロウェルと比べて、均質な細胞をより多く培養することができます。