細胞塊(スフェロイド)の三次元大量培養・分化誘導マイクロプレート「TASCL」やクリニック向け再生医療支援サービスを手掛けるベンチャー

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事業内容

弊社は東京大学の微細加工技術・表面処理技術をもとに、革新的な再生医療分野の商品・サービスを手掛けるベンチャー企業です。成長著しい再生医療分野において、次の3つの事業領域で革新的な製品・サービスを提供します。
 
 

1.細胞培養デバイス事業

再生医療において細胞塊(スフェロイド、胚様体)の有用性が注目されています。
細胞塊大量培養マイクロプレート「TASCL」(タスクル)は、東京大学の微細加工技術と表面処理技術をもとに開発されました。特長は、ほぼ均質な大きさの球状の細胞塊を一度に大量培養できること、また約1ヵ月の長期培養により分化誘導までできることです。使い方は簡単で、TASCL上で細胞の顕微鏡観察も可能です。器材や培地・試薬のトータルコストも安く済みます。

  新商品
 
 
TASCL1000ウェル    TASCL600ウェル
 

2.細胞自動培養装置・スクリーニング装置

TASCLを応用した小型の自動細胞培養装置「Desk-Top CPC」について、弊社はこれまでに試作機を開発しております。低コストで細胞培養を自動制御できる、従来の自動培養装置とは一線を画した革新的な装置として、近い将来に製造販売する予定です。
 

Desk-Top CPC

 
また将来的には、TASCLで細胞クラスターを大量培養し、そのまま創薬スクリーニングに用いることができるシステムの開発も検討します。
 
 

3.細胞塊加工事業

TASCLを用いて、分化培養した各種細胞塊を研究用に製造販売いたします。将来的には、この各種細胞塊を医薬品として製造販売する予定です。
 

体性幹細胞クラスターの加工・製造販売
 

当社事業の市場性

 日本経済の再生に向けた成長戦略の一環として2013年6月に閣議決定された「日本再興戦略-JAPAN is BACK-」の戦略市場創造プランにおいて、医療関連産業の活性化を行うために、規制・制度改革等により医薬品・医療機器開発・再生医療研究を加速させる方針が示されました。
 これを受けて、2013年4月には「再生医療を国民が迅速かつ安全に受けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律」が成立しました。また2013年11月には「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」および「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」が成立し、ともに2014年11月に施行されました。
 このような再生医療や医療機器等の実用化・産業化を促進する法整備がなされたことで、今後、再生医療や医療機器分野の企業の研究開発が活性化するとともに、他業界の企業および新興企業によるこれらの分野への新規参入も増えると予想されます。
 
 再生医療の市場は急速な拡大が見込まれており、国内の再生医療市場規模の推計は、2012年は90億円ですが、2020年は950億円、2030年は1兆円に成長することが見込まれています。また、世界の再生医療市場規模の推計は2012年は1000億円ですが、2020年は1兆円、2030年は12兆円に成長することが見込まれています(2013年2月22日、経済産業省「再生医療の実用化・産業化に関する報告書 最終取りまとめ」)。
 このような市場拡大の追い風を受けて、医療機関、研究機関、創薬・バイオ関連企業はこの分野の研究開発を拡大しており、また大学発ベンチャーなど多数の企業が新規参入しています。これらの機関や企業においては、体性幹細胞、iPS細胞やES細胞等の細胞を用いた再生医療の実験件数が加速度的に増える見込みです。
 そのような中、研究者や医師・医療従事者の実験または医療の効率化に役立つ、細胞培養デバイスや細胞自動培養装置・スクリーニング装置、細胞加工サービスおよび細胞加工製品を開発・提供します。 
 
 細胞培養を伴う実験を効率的に行うことができるマイクロデバイス「TASCL」に該当する市場としては、国内のセルカルチャーウェアの市場規模は2015年には170億円、2020年には186億円と安定した成長が見込まれています(出典:「ティッシュエンジニアリング関連市場の最新動向と将来性 2016」2016年11月16日 富士経済)。

 近い将来にはTASCLを応用した小型の細胞自動培養装置「Desk-Top CPC」を販売開始する予定です。低コストで細胞培養を自動制御可能にする革新的な商品となりえます。
 また、TASCLやDesk-Top CPCを用いて製造する、幹細胞および幹細胞クラスター製品の製造・販売についても想定しています。当社はこのようにして、2030年に世界で12兆円の市場規模が見込まれる再生医療市場にアプローチします。